センターピア株式会社

#03

PEOPLE

働く人(社員インタビュー)

その企業の経営計画にまで考えを巡らせ
お客様目線に立ったカスタム製品を生んでいく

2019年入社

商品企画部

S.T

入社を志望した理由を教えてください。

社会人になってずっと設計の仕事に携わってきましたが、さらに仕事の幅を広げたいと思い、センターピアに入社しました。以前はビデオカメラの操作ボタンやキャンピングカーのバッテリーを設計していましたが、大きいものでも70〜80cm程度。それに比べてサーバーラックは2mを超える大型製品なので、数ミリのズレが出来を左右します。そこで、そのような大きな製品にも一度チャレンジしてみたいと思い、入社を志望しました。設計の1つの醍醐味として、自分が設計したものが現実世界に出てくるという点があります。前職では検証や改善のための試作品しか手にできませんでしたが、ここではそれが叶い、また、均一で良いものを作るには、ということを考えるいいきっかけになっています。

仕事内容について教えてください。

主な業務は3次元CADを使ったカスタマイズ製品の設計ですが、ここ1、2年はよりお客様目線に立ったご提案や設計をすることが増えてきました。当社の強みは強度の高い筐体作りですが、強度解析の数字だけをお客様にお伝えしても意味がありません。そこで我々は、先方の経営計画や会社としての課題なども踏まえた上でご提案資料を作成しています。たとえば今携わっている物流関係の仕事では、トラックドライバーが不足する物流の2024年問題を踏まえ、重い荷物も一度にキャスターで運べる工具箱のような筐体をご提案させていただきました。実際の運用はまだ先ですが、当社が軸とするサーバーラックという通信業から一歩進めた感はあります。

これから挑戦したいことを教えてください。

強度という当社の製品の強みを損なうことなく、今後はより社会に貢献できるような製品をどんどん生み出していきたいですね。また、自分の子どもに「あれはパパが作った製品だよ」と言えるような製品ができたらより面白くなるだろうなという思いがあります。最近は物流業界や地方自治体の方とお付き合いする機会も増えてきたので裾野は広がりつつあると感じますが、作ったものが実際に売られているというのはやっぱり楽しいですからね。そのためにも、設計者という枠を超えたご提案を続け、仕事の幅を広げていきたいと考えています。実際に使ったお客様から、「使いやすい」とお声掛けいただけた時にはやりがいを感じますが、そう言っていただける機会も増やしていきたいです。

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