PEOPLE
#06
PEOPLE
2018年入社
CP研究所
センターピアで3社目になりますが、前々職ではプリント基盤の設計を行ない、2D図面の作成に携わっていました。その後、溶接の仕事に就き、鉄骨関係の加工から溶接までを担当し、完成形をイメージしながら図面を書くという経験をしました。その経験を活かして転職活動を行い、センターピアに辿り着きましたが、入社の決め手となったのは社長との話です。最終面接では、膝を突き合わせて2時間ぐらい話をしたでしょうか。そのどれもが将来性を感じさせる話ばかりで、この会社であれば面白いことができるかもしれない。そう思って入社を決めました。現在は、社長がどうしたいかを聞いた上で自分のアプローチ方法を考え、実現につなげるというスタンスでやっています。
製造課、生産技術課を経て、今は熱問題に関する課題解決を主とした部署で解析を行なっています。当社の主力製品であるサーバーラックはデータセンターに設置するものですが、そこで一番問題になっているのがデータ通信量の多さに起因する熱の発生です。今はその問題を解決すべく、論文や解析データを読み解きながら、発熱に対してどうアプローチすべきかを日々考えています。解析を踏まえた構造の製品ができて初めてお客様は納得されます。しかもそれは、限られた予算内で作れなければ意味がありません。ですがそうやって苦労して製品ができると喜びもひとしおですし、お客様や協力会社の方々と意見を交わす中で何かが繋がり、意思疎通できた瞬間はやはり楽しいですね。
今後は解析だけでなく、設計としての業務も加わることが決まっていますが、これまで蓄積してきた知識を他に転換して、工夫しながらやっていきたいと思っています。また、普段は板金や塗装の方など、同じ製造業で経験を積まれた年配の方との関わりも多いので、皆さんの話を聞いて自分の糧にしていきたいですね。我々は先の話をしたいと思っていますが、お取引先も結局そういう方たちしか残っていません。等価交換ではないですが、これからもそういった方たちとは積極的に意見交換ができればと思います。また、我々のCP研究所では、他の部署ではやっていない流体解析についても扱っているので、そういったアプローチも含めて設計に取り組んでいきたいと思っています。
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